家は完成してからがスタート。今度は自分たちが、この空間をつくっていきます。

N様邸/東京都三鷹市

住まいの課題を解決するには? まずは勉強からスタート。

IT企業に勤めるご主人さまと団体職員として働く奥さま、そして大学生のご長男の3人で暮らすのがN様ご家族です。
10年ほど前に購入した中古の一軒家は、すでに築40年。とにかく寒い家でした。
そんな理由から住み始めてから数年後にリノベーションを検討。
それはちょうど、よりよい住まいを得る手段としてリノベーションが一般的になってきた時期でした。

「私が留学した時のホームステイ先で、自分たちで壁を塗るという体験をしました。その時から『家は自分たちで直すもの』という感覚があったんです。実際に棚や壁などはDIYで手を加えていました。でもやはり「寒さ」という根本的な問題は解決できなくて……」

田村工務店に依頼するまでの検討期間は、実に3年強。
その間、自分たちが理想とする住まいのカタチを模索しつづけていたと奥様は語ります。

「まずはリノベーションを手がける会社の見学会にたくさん参加しました。そして次は勉強です。断熱、自然素材、パッシブデザインの考え方……。書籍だけではなく、論文なども読破しました。自分が知らない状態では物事を判断することができない性格なんですよ」

見学会や独学を通して存分に知識を身につけることで準備は完了。
とはいえ依頼する会社を探しはじめると、ひとつの課題が浮かび上がってきます。

理想の家を“ともにつくる”パートナーを探して。

ご夫妻の中にはすでに明確な理想像がありました。
それは間取りだけでなく、使用する素材やパーツなどに至るまで、
細かく検討を重ねたことで生まれたオリジナルのプランです。

「実現したい理想とコストのバランスは家づくりの大きなテーマ。
会社探しをはじめた段階で、私たちなりのプランと予算は決まっていました。
だから、それを基にして一緒にリノベーションを進められる工務店を探すという方法に切り替えたんです」

そんな中で相談をしたのが、以前に物置の設置を依頼していた田村工務店でした。
真摯に対応してくれたことが決め手となったとお二人は語ります。
またご夫妻の中には限られた予算で希望を実現するために、ある方針があったそうです。

「大切にしたのは“メリハリ”をつけること。
つまり理想とするライフスタイルに照らし合わせながら、優先順位が低い空間は予算を抑え、
妥協できない部分に予算のウェイトをおきました。
たとえばキッチンはかなり低コストで仕上げています。
最新のシステムキッチンやレンジフードなどは導入せずに、以前のものを流用しました。
また完成してからも自分たちで手入れをすることを前提にしていたので、1階の壁は合板のままにしています」

一方で重点的に予算を割いた部分にはふんだんにこだわりを詰め込んでいます。

「リノベーションは基本的に妻が主導して進めてくれましたが、オーディオ周りは僕がこだわった箇所です。
機材をつなぐケーブルやパーツなどは自分で仕入れたものをつかってもらいました。
それだけではなく、オーディオ専用の電源も設置。
他の家電と干渉しないので、ノイズのないクリアな音を楽しめるようになりました!」

素足でも心地よく過ごせる無垢の幅広床材や、天然素材でつくられた壁紙『ルナファーザー』、
セメントのような質感で薄く塗れる『モールテックス』、
さらにリビングの書棚はもちろん、洗面台は憧れだったミーレの洗濯機の高さや幅に合わせて造作されたもの。
奥さま曰く、もしもメリハリがなかったらすべてが中途半端な空間になってしまっていたと言います。
自分たちが満足できる空間づくりは、本当に大切なものを考えることからはじまるのかもしれません。

海外生活で実感。ハイブリットな住まいのあり方。

海外旅行とアウトドアが趣味のN様ご夫妻。
フランスやイタリア、スイスなど欧州を中心に何度も訪れているだけでなく、実際に現地で暮らした時期もあったそうです。
海外独自の住文化で生活してきたからこそ、自然と自分たちの住まいにもそのライフスタイルが取り込まれていきました。

「海外の住宅でしばらく暮らしていると、日本住宅にはない便利さや、合理的な使い方があることを感じました。
今回のリノベーションでは、靴のままアウトドア道具を庭の物置にしまったり、WICでは靴を履いてそのまま外出したり、
内と外のつながりに合理的な家の使い方ができるよう工夫しました」

1階の一部分を土足で入れるようにしているのもポイント。
玄関からつづくモールテックスの床の先には、洗面所や洗濯スペース、トイレなどを配置しています。
そしてクローゼットとシューズクロークが併設されているのも特徴です。
さらに日本の住宅にはあまり見られない構造が2階のリビングにあります。

「日本の家では珍しく、北側に大きな窓が配置されています。
セオリーで言えば南側から採光すると思いますが、
北に抜ける景色が空が広く見えきれいだったのと、ギラギラしない安定した陽が入るようにしたかったのが理由です。
照明をつけなくても十分に明るいので、自然でおだやかな光のなかで生活ができますよ。
また窓は断熱性能の高いものを採用しました。だから北側に窓を配置しても、室内が寒くなりにくいんです。
これから北側の採光を意識した家も流行るんじゃないかな(笑)」

家づくりの旅は、まだまだ終わらない。

リノベーションを終えてから約1ヶ月。
新しくなった我が家での暮らしも、少しずつ日常へと変化してきました。
コロナウイルスの影響で趣味を満喫できませんが、家での時間は充実したものになっているようです。

天然素材や自然光に囲まれると同時に、課題としていた寒さも解決。
思い描いていた空間を手に入れることができました。
しかし理想の住まいをつくる旅はまだ終わっていません。

「田村工務店さんに私たちの細かい要望に応えてもらうことで、
デザインと性能を両立した本当にいい空間をつくってもらいました。
しかしこれがゴールだとは思っていません。次は私たちがこの家でどう暮らしていくかを考えていく番。
プランを練ったり、打ち合わせをしたり、家が出来上がっていく過程も楽しかったですが、
完成してからも夢が広がっていますよ!」

Q&Aお客様に聞きました

田村工務店でリノベーションすることを決めた理由は何ですか?
庭に物置を設置してもらったときです。とても丁寧な仕事が印象的だったので「リノベーションにも相談に乗ってもらえますか?」と依頼しました。私たち夫婦にはやりたいことがたくさんあり、コストもほぼ決まっている状態。他社では実現が難しいと言われていた内容にも関わらず、快く引き受けてくださいました。また私は大学生の頃から「住むなら絶対にこのエリア」と決めています。プランの打ち合わせや完成後のちょっとした相談なども、家の近くに担当の方がいるというのは安心ですよね。
リノベーションをする過程で印象に残っていることは何ですか?
施主の意見に対して、とことん真面目に向き合ってくれるということです。工務店の方々は家づくりやリノベーションのプロですから、こちらが疑問に思ったことについて「こういうものです」と強引に納得させることもできると思います。しかしそういったことは一切しないのが田村工務店さん。実際に工事がはじまると、自分たちがイメージしていたことと差が生まれることもあると思います。そういった際に、誠実に対応してくださったことで、最終的な仕上がりにも大きく影響しました。
完成した家に住んでみていかがですか?
まだ1ヶ月ほどですが、本当に快適な空間を手に入れられたという実感があります。もともと築40年ほどの一戸建てだったので、とにかく寒い家でした。結露がひどく、冬の朝は息が白くなるくらいの寒さ。それがこの家では、1月でもシャツ1枚で過ごすことができます。1階のエアコン1台だけで常時23度前後をキープできるので、気密性能も断熱性能も高いということを肌で感じていますよ。(HEAT20 G2相当 UA値0.43)
これから、この家でどういった暮らしを送りたいですか?
まだまだこの家でやりたいことはたくさんあります!お庭の手入れもしてガーデニングを楽しみたいし、間接照明を追加する予定です。もともと「リノベーションをしてすべて完了」とは思っていません。自分たちが暮らしていく中で、アップデートしていける部分も出てくるはず。むしろ、これだけいい枠をつくってもらったので、これからどんな変化をしていくのかを家族で楽しみたいですね!

注文住宅

DATA

  • 建築場所
    東京都三鷹市
    家族構成
    ご夫婦+子ども1人
  • 敷地面積
    -
    建物面積
    -
  • 1階床面積
    48.73㎡(約14.76坪)
    2階床面積
    38.83㎡(約11.76坪)

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